画像提供:U.S. 7th Fleet

アメリカ海軍第7艦隊は、2024年5月10日(金)、同海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ハルゼー(Halsey:DDG-97)」が南シナ海において「航行の自由作戦」を実施したと公表した。

ミサイル駆逐艦「ハルゼー」による「航行の自由作戦」は、中国、ベトナム、台湾が領有権を主張する南シナ海の西沙諸島周辺海域を航行することによって実施されたもの。当該海域は、領有を主張する各国が、軍艦が航行する際に許可を取るか、事前通告するよう求めている海域にあたり、第7艦隊はこうした要求が国際法に違反しており、「無害通航権」は保障されるべきとして、これまでも「航行の自由作戦」を実施している。

また、今回の南シナ海の航行は、中国が1996年に西沙諸島周辺に設定した直線基線に対して異議を唱えものとしても実施されており、ミサイル駆逐艦「ハルゼー」は、このほか、5月8日(水)にも台湾海峡も通航したことを公表している。


情報発表元:U.S. 7th Fleet - U.S. Navy Destroyer Conducts Freedom of Navigation Operation in the South China Sea
 
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