三菱重工マリタイムシステムズは、2024年2月22日(木)、1,000トン型(くにがみ型)巡視船「はてるま(PL-94)」を海上保安庁へ引き渡した。
巡視船「はてるま」は、令和2年度第3次補正予算で計上され、三井E&S造船玉野工場で2021年3月から建造されていた巡視船。玉野工場はその後、三菱重工マリタイムシステムズとなり、「はてるま」は2023年2月に進水していた。
今回、2月22日(木)の引渡しにあたっては、玉野工場で引渡式が実施され、矢頭装備技術部長をはじめとする海上保安庁関係者が列席した。三菱重工グループからは三菱重工マリタイムシステムズの調枝社長らが出席し、引渡書および受領書の授受などが実施された。
巡視船「はてるま」は、今後、第十一管区海上保安本部石垣海上保安部へ配属され、治安の確保、領海警備、海難救助、海洋環境保全、海上交通の安全確保などの業務に従事する予定。
情報発表元:三菱重工 - 三菱重工マリタイムシステムズ、1,000トン型巡視船「はてるま」の引渡式を実施【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁