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防衛省統合幕僚監部は、2024年1月13日(土)、防衛省が契約しているPFI(Private Finance Initiative:民間資金活用)船舶2隻について、「令和6年能登半島地震」に係る災害派遣活動に投入することを明らかにした。
PFI船舶は、自衛隊の海上輸送力確保の一部を民間に委ねることを目的に、2016年から防衛省と高速マリン・トランスポート株式会社との間で締結された契約に基づき運用されている船舶。2016年3月から1号船舶として、元津軽海峡フェリーの「ナッチャンWorld」が、2号船舶として元新日本海フェリーの「はくおう」が運用されている。
今回、「はくおう」は七尾港に派遣され、東部方面隊PFI船舶支援隊が石川県と協同して1月14日(日)から当面の間、被災者への休養施設として利用する。また、「ナッチャンWorld」は被災市町に派遣されている国や県内外の自治体職員が、情報収集・共有をする災害対策拠点として活用される予定となっている。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - PFI方式により契約している民間船舶による 災害派遣活動について【関連ジャンル】 船舶 : ナッチャンWorld 港湾 : 七尾港 海運事業者 : 高速マリン・トランスポート