防衛省統合幕僚監部は2023年9月11日(月)、中国人民解放軍海軍の艦艇8隻が、宮古海峡を通航したことを確認したと公表した。
確認された8隻のうちの5隻は、9月11日(月)8時から9時頃にかけて、宮古島の北東約140kmの海域を南東進するところが確認され、その後、沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことが確認された。確認された艦艇は、ルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「包頭(133)」、「紹興(134)」、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「紅河(523)」、「宜興(537)」、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦「寧波(139)」とみられる計5隻。
確認された8隻のうちの3隻は、9月11日(月)8時頃、大正島の北東約230kmの海域を南進するところが確認され、その後、沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し、太平洋へ向けて航行したことが確認された。確認された艦艇は、ルーヤン(旅洋)II級ミサイル駆逐艦「鄭州(151)」、ルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「廈門(154)」、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦「福州(137)」)とみられる計3隻。
海上自衛隊は、第13護衛隊所属の護衛艦「のしろ(FFM-3)」、第1海上補給隊所属の補給艦「とわだ(AOE-422)」、第46掃海隊所属の掃海艇「くろしま(MSC-692)」や、那覇を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を行った。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : AOE-422 とわだ 船舶 : MSC-692 くろしま 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍