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呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」は2023年6月10日(土)、新資料として「40口径3吋(インチ)砲」を取得したと公表した。

新たに取得されたのは、呉海軍工廠製の40口径3インチ砲。2021年11月に北海道積丹町神威岬の約30km沖合にて蟹かご漁船により引き揚げられ、北海道江差町において保管されていたもの。今回、砲架部分の銘板に「呉海軍工廠」の表記が確認できたことから、関係者間による事務手続きを経て、大和ミュージアムによる受入れを行うことが決まった。砲身の全長は約310cmあり、砲架には銘板が確認できるほか、砲耳軸、砲鞍、軸部、操作部等も残されている。

北海道江差町を出発した「40口径3インチ砲」は6月12日(月)に大和ミュージアムに到着する予定となっている。


情報発表元:大和ミュージアム - 新資料「40口径3吋(インチ)砲」
 
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