画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は中国海軍艦艇の動向として、2023年5月16日(火)3時頃、宮古海峡を航行する中国海軍の艦艇1隻を確認したと公表した。

確認されたのは、中国人民解放軍海軍のドンディアオ級情報収集艦「開陽星(796)」とみられる艦艇。宮古島の北東約120kmの海域において、同海域を北西進するところが確認された後、宮古海峡を北西進して東シナ海へ向けて航行したことが確認されている。当該艦艇は、4月29日(土)にも対馬海峡を北東進し、その後、5月5日(金)に津軽海峡、5月8日(月)に伊豆諸島を通航するところが確認されており、今回、日本列島を周回したことが推定されている。なお、同艦は3月から4月16日(日)にかけても日本列島の周回が推定される航行が確認されていた。

5月16日(火)の宮古海峡の通航にあたっては、海上自衛隊が、那覇を拠点とする第5航空群のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を実施した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
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