画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は2023年5月9日(火)、中国人民解放軍海軍の艦艇2隻が、与那国島と台湾の間の海域や、鹿児島県の大隅半島と種子島・屋久島との間の大隅海峡を通航したことを確認したと公表した。

航行が確認されたのは、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート「徐州(530)」、ルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「包頭(133)」とみられる艦艇2隻。両艦は、5月3日(水)5時頃、魚釣島の北西80kmの海域を南西進するところが確認された後、与那国島と台湾との間の海域を南下するところが確認された。さらにその後、5月8日(月)に大隅海峡を西進し、東シナ海へ向け航行したことか確認されている。

海上自衛隊は、第13護衛隊所属の護衛艦「さわぎり(DDH-157)」、第1海上補給隊所属の補給艦「はまな(AOE-424)」や、厚木を拠点とする第4航空群所属のP-1哨戒機により、警戒監視・情報収集を行った。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : AOE-424 はまな
 船舶 : DD-157 さわぎり
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍