三菱重工業 下関造船所では2022年10月13日(木)、大島商船高等専門学校向け新練習船「大島丸」の命名・進水式が実施された。
今回進水した「大島丸」は、大島商船高等専門学校にとって1993年以来29年ぶりとなる新しい練習船。現在使用されている3代目「大島丸」から2代続けて同工場で建造を担っており、「大島丸」の船名は今回進水した新船で4代目となる。
新しい「大島丸」は、利便性とセキュリティーを考慮した女子学生専用エリアが設けられているほか、趣向を凝らした船内照明・内装デザイン、快適な学習・居住環境などが特長で、災害時における船外給水、給電、支援物資輸送、居住設備提供といった支援船としての機能も有している。
全長は56.3m、全幅10.6m、総トン数370トン、定員約60名となる。
情報発表元:三菱重工業 - 三菱造船、大島商船高等専門学校向け練習船「大島丸」の命名・進水式を下関で実施【関連ジャンル】 造船メーカー : 三菱重工業 下関造船所