©Funeco News

商船三井は2022年10月12日(水)、大海難事故を想定した緊急対応訓練を実施した。

訓練は、商船三井が所有し、商船三井ドライバルクが運航する木材チップ船が、貨物を満載した状態で瀬戸内海を航行中に機関室で火災が発生、緊急で錨を下ろしたが、付近の漁業施設に損傷を与えてしまう想定で進行された。想定では、その後火勢も衰えず、乗組員1名が怪我をし、病院搬送が必要な状況が設定された。

訓練では、当該事故発生の連絡を受けた商船三井が、本社内に重大海難対策本部を立ち上げ、事故発生から記者会見に至るまでの過程が実施された。訓練を通じ、緊急時に行うべき報告・連絡等のプロセスを再確認し、関係各所との連携と情報共有が円滑に実践できるかが確認された。

また、重大海難対策本部では、収集した情報をもとに船主、運航者として取るべき対応について協議、緊急対応体制を確認の上、模擬記者会見も実施された。


情報発表元:商船三井 - 重大海難事故を想定した緊急対応訓練を実施
 
【関連ジャンル】
 海運事業者 : 商船三井