海上保安庁は2021年1月6日(木)、世界の海底地形名を標準化するための国際会議において、日本から提案した海底地形名が18件が承認されたことを明らかにした。
これは、国際水路機関(IHO)とユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)が共同で設置する「海底地形名小委員会」が2021年1月、6月、11月にオンラインで開催され、審議の結果が今般発表されたもの。
今回、日本から提案し承認された名称は、主に小笠原諸島付近の地形に付けられたもので、海底地形の特徴、人名・船名、付近の地名に因んだものとなっている。
■海底地形名小委員会で承認された地形名
<海底地形の特徴に因む名称(5件)>
・ゴジラメガムリオン地形区(ごじらめがむりおんちけいく)
・友情-フレンドシップ海嶺(ゆうじょう-ふれんどしっぷかいれい)※
・トモダチ海山(ともだちかいざん)※
・友情海山(ゆうじょうかいざん)※
・フレンドシップ海嶺(ふれんどしっぷかいれい)※
※米国と共同提案
<人名・船名に因む名称(5件)>
・にちなん海山(にちなんかいざん)
・のじま海陵(のじまかいりょう)
・うらが海山(うらがかいざん)
・小坂海山群(おさかかいざんぐん)
・長岡海嶺(ながおかかいれい)
<付近の地名に因む名称(8件)>
・駒ノ平海山(こまのたいらかいざん)
・初寝山海山(はつねやまかいざん)
・姪島海山(めいしまかいざん)
・中海形海山(なかかいかたかいざん)
・北西海徳海山(ほくせいかいとくかいざん)
・南西海徳海陵(なんせいかいとくかいりょう)
・沖海徳海山(おきかいとくかいざん)
・沖海勢海山(おきかいせかいざん)
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