第十管区海上保安本部は2022年1月1日(土・祝)、設立60周年を迎えた。同部は60周年を記念したロゴマークを鹿児島市にある専門学校、高等学校に協力を得ながらコンテスト方式により選抜・制定した。
第十管区海上保安本部は、1962年1月に、山口県から奄美群島までの広大な海域を管轄していた第七管区海上保安本部を二分し、熊本県、宮崎県、鹿児島県の区域とその周辺海域を管轄とする新たな管区本部として鹿児島市に設置されたのが始まり。同部は、ロゴマークを制定・使用することで、南九州の海を管轄する管区の役割などの理解を更に深めてもらえるよう周知するとしている。
今回、採用されたロゴマークは、鹿児島市に所在する赤塚学園美容・デザイン専門学校の学生によりデザインされたもので、「これから先も海の安全と平和を守り続けていって欲しい」という思いを込めて、「6」と「0」の丸い部分を、無限大を示す「∞」を模したデザインとなっている。また、全体的に太めにデザインすることで、堅実さを表現、色味は、一目見て海を連想させられるよう落ち着いた青色を使用し、「0」の中には巡視船を配置している。
情報発表元:第十管区海上保安本部 - 第十管区海上保安本部 設立60周年記念ロゴマークを制定【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁