第三管区海上保安本部は2021年11月2日(火)12時30分頃、沖ノ鳥島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内において、中国の海洋調査船「深海一号」がワイヤーのようなものを海中に延ばしているを確認したと公表した。
「深海一号」の活動が最初確認されたのは、沖ノ鳥島の北東150キロメートルの海域。しょう戒中の同庁航空機により確認された。海上保安庁は無線により、「EEZ内における事前の同意を得ない調査活動を実施することは認められない」とする呼びかけを実施した。
海上保安庁はその後11月3日(水)12時55分頃、沖ノ鳥島の南南西約137キロメートルの海域で同じ調査船「深海一号」がワイヤー様のものを海中へ延ばしているのを確認、再度中止要請を無線で実施した。
情報発表元:海上保安庁 - 中国海洋調査船「深海一号 」の視認について【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁