画像提供:防衛省 統合幕僚監部

海上自衛隊、陸上自衛隊、航空自衛隊と、在日アメリカ陸軍、空軍は、2021年2月12日(金)と2月13日(土)の2日間、南海トラフ地震を想定した「令和2年度 日米共同統合防災訓練」を実施する。

訓練は、南海トラフ地震発生時における在日米軍との共同対処を実動により訓練し、在日米軍、関係省庁、関係地方公共団体等との連携による震災対処能力の維持・向上を図る目的で実施される。

関東地方、東海地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方と、その周辺海空域で実施される計画で、在日米軍との共同連携のほか、主要部隊等間の連携、関係地方公共団体等との連携などが訓練される。

海上自衛隊からは、人員約約280名のほか、輸送艦「しもきた(LST-4002)」と掃海艇「なおしま(MSC-684)」、1機のSH-60Jが参加する。特に輸送艦「しもきた」を拠点化し、救出・救助活動、洋上SCU(Staging Care Unit:航空搬送拠点臨時医療施設)の設置、DMAT(Disaster Medical Assistance Team:災害派遣医療チーム)等との連携なども予定されている。


情報発表元:防衛省 統合幕僚監部 - 令和2年度 日米共同統合防災訓練について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : LST-4002 しもきた
 船舶 : MSC-684 なおしま
 海運事業者 : 海上自衛隊