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東京・上野の国立科学博物館は、2019年8月16日(金)から9月8日(日)までの期間、「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」で台湾から与那国島へ実験航海した丸木舟を日本館中央ホールで速報展示する。

この実験航海は、日本列島にはじめてホモ・サピエンスが現れたのが旧石器時代の3万8,000年前頃とされていることから、当時の技術で台湾から与那国島へ渡る際、どのような課題があったのかなどを実証する取り組み。7月7日(日)から7月9日(火)にかけて、当時の石斧で製作可能な丸木舟を5名で漕ぎ、漕ぎ手は地図、コンパス、スマホ、時計などは持たずに与那国島まで航海した。

速報展示では、実際に航海に使用された丸木舟「スギメ」が展示される予定。航海を終えた丸木舟は7月23日(火)に与那国島を離れ、東京へ向け移送されている。


情報発表元:国立科学博物館 - 3万年前の航海 徹底再現プロジェクト
 
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