画像提供:雌雄島海運

香川県の高松港と女木島、男木島とを結ぶ雌雄島海運は、2021年2月28日(日)、23年ぶりとなる新造船「めおん」の運航を開始する。新造船第1便は高松港を14時に出発する便となる。

新たに就航する新造船「めおん」は、広島県呉市の神田造船所が建造を担当、2020年11月2日(月)に同造船所で進水し、以降、約4カ月かけ艤装工事が行われいた。

外装と内装のデザインは建築家ユニット「ドットアーキテクツ」が手掛け、外観は、これまでの赤と白のツートンから、しましま模様へ刷新されている。室内は見晴らしのよい大きな窓を配置し、瀬戸内の多島美を270度見渡せる開放感溢れる空間を実現。香川県高松市の伝統工芸である「欄間」を取り入れ、男木島と女木島の風物や文化を表現している。

なお、新造船「めおん」の就航に伴い、1987年から使用されている現「めおん」は、2月28日(日)に引退する予定。同船は通常は予備船として使用されているが、2月20日(土)から2月28日(日)は「ラストクルーズ」として高松/女木島/男木島航路に充当されており、船内には、「お別れの装飾」や歴代船舶の写真なども設置されている。現「めおん」の最終運航は、高松港を2月28日(日)12時に出発する1往復の予定。


情報発表元:雌雄島海運 - 「しましま」の新しい船が登場!
 
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