三菱重工業下関造船所では、2020年12月21日(月)、2021年度に就航予定の名門大洋フェリー新造船2隻のうち、2番船の起工式が実施された。
新造船は、2002年に就航した「フェリーきょうとII」、「フェリーふくおかII」のリプレースで、全長195m、幅7.8m、総トン数約15,400トンと、同社歴代最大船となる計画。既存船からの大型化により、車輛搭載能力を強化するとともに、二層同時荷役方式を採用、船名は被代替船の船名から「きょうと」「ふくおか」の都市名が継承される。なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大部屋の設置を取りやめるなど当初計画からは設計変更されている。
1番船の起工式は2020年7月に実施されており、12月15日(火)からはブロック建造が開始されている。12月21日(月)の2番船の起工式では、造船所の関係者をはじめ、船主である名門大洋フェリーの代表者が参加した。
情報発表元:名門大洋フェリー - 【新造船】 2番船安全祈願式・起工式を開催しました!【関連ジャンル】 海運事業者 : 名門大洋フェリー 造船メーカー : 三菱重工業 下関造船所