川崎汽船は2020年10月6日(火)、大規模海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、「大規模事故対応演習」を実施した。
訓練は、川崎汽船が運航する石炭運搬船が瀬戸内海を航行中、内航タンカーと衝突し相手船の貨物油タンクから漏洩して付近沿岸へ漂着、また相手船の乗組員が行方不明になるという想定のもと実施された。演習には、川崎汽船の社員のほか、船舶管理会社、弁護士、コンサルタント会社、保険会社なども参加した。
演習終盤には、事故に関わる模擬記者会見が実際の会場とオンラインで同時実施された。また、傭船で事故が発生した場合の迅速な対応かつ同社との連携向上を目的として、一部の船主にも演習が公開された。
情報発表元:川崎汽船 - 大規模事故対応演習の実施について【関連ジャンル】