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第一管区海上保安本部は2019年1月18日(金)、同管区内における2018年の海上犯罪の取締り状況について公表した。
公表によると、第一管区海上保安本部では2018年に656件の海上犯罪を送致、前年から264件減少した。罪種別では、潜水器を使用した「なまこ」の密漁や、非漁業者による「うに」、「あわび」等の不法採捕といった漁業関係法令違反が全体の約72パーセントを占めている。このほか、海事関係法令違反が約11パーセント、刑法犯が約6パーセント、薬物・銃器関係法令違反が約5パーセント、海上環境法令違反が約4パーセントなどとなっている。
なお、漁業関係法令違反の罪状別では、「うに」、「あわび」などの体長制限、採捕禁止期間などの「北海道海面漁業調整規則違反」が265件、次いで漁業権の侵害等の「漁業法違反」が207件などとなっている。
情報発表元:第一管区海上保安本部 - 平成30年の海上犯罪取締り状況について【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁