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国土地理院と海上保安庁は、2017年4月以降の噴火活動で拡大した西之島の地形や同島周辺の水深の変化を反映するため、西之島の地形図と海図を改版し、2019年5月31日(金)に発行すると公表した。今回の改版により、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)をあわせた「管轄海域」が約50平方キロメートル拡大することになる。

西之島は、2013年11月に39年ぶりに火山活動を始め、噴出した溶岩等により大きく拡大、国土地理院と海上保安庁は、2017年6月に、同年1月までの測量結果を基に地形図・海図を改版していた。西之島はその後も火山活動によりさらに拡大、国土地理院と海上保安庁はさらなる拡大を受け、2018年7月から12月にかけて航空機による追加の測量を行った。今回の改版の発行は、2018年の測量を反映したもの。

2017年6月発行の地図と比較すると、西之島の面積は0.17平方キロメートルの増加にとどまるものの、陸域が西側に広がることから、日本の管轄海域の面積が約50平方キロメートル拡大する。拡大分は、東京ドームの面積で換算すると約1,000個分となる。


情報発表元:海上保安庁 - 西之島の地形図と海図を改版 ~我が国の管轄海域がさらに約 50km2 拡大~
 
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