©Funeco News
ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は2020年2月3日(月)、舞鶴事業所において新造商船の建造を終了し、艦船修理事業に特化した事業所として位置付けることを決定した。
同社によると、今後は、既受注船が完工次第、新造商船の建造を終了し、艦船修理事業に特化する計画で、時期については2021年度第1四半期を予定している。
舞鶴事業所の位置付けの転換についてJMUは、新造商船市場では、世界的な船腹量過剰と供給力過剰の中、中韓大手の再編が進むなど、厳しい事業環境が続いていることを挙げている。同社は、現在の建造体制を見直し、リソースの集約や船種の集中により商品価値向上を図るための施策として、特に事業環境の厳しい中型バルクキャリアやプロダクトタンカーを主力とする舞鶴事業所を艦船修理に特化させ、収益性の向上を図っていくとしている。
なお、舞鶴事業所で新造商船事業に従事している従業員については、今後強化を図っていく他事業所への再配置が検討されている。
情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - 舞鶴事業所における構造改革に関するお知らせ【関連ジャンル】 造船メーカー : ジャパン マリンユナイテッド