水産庁は2021年1月26日(火)、2020年3月に引退した漁業取締船「白嶺丸」について、インドネシア海洋水産省への贈与が決まったことを明らかにした。水産庁から外国政府への漁業取締船の贈与は、今回が初となる。
旧「白嶺丸」の贈与は、2020年2月に2国間で交換された「漁業取締船の贈与に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の書簡」に基づくもので、今回、水産庁とインドネシア海洋水産省海洋・漁業資源監視総局との間でその詳細について合意したことから、正式に贈与が決定された。
なお、旧「白嶺丸」は、日本国内の造船所で所要の整備が行われた後、インドネシアに向けて回航される予定。
情報発表元:水産庁 - インドネシア共和国への旧水産庁漁業取締船の贈与について【関連ジャンル】 海運事業者 : 水産庁