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グアム政府は2020年2月7日(金)、乗船者に新型コロナウイル感染の疑いがあるホーランド・アメリカ・ラインの客船「ウエステルダム」に関し、アメリカ国務省から入港を受け入れるよう要請があったものの、これを拒否したと公表した。

「ウエステルダム」は2月1日(土)に香港を出発、フィリピン、台湾、日本でそれぞれ入港を拒否され、ホーランド・アメリカ・ラインは、入港可能な寄港地の調整を行っている。

グアム政府は入港拒否の理由について、グアムの住民の安全・健康を第一に考える必要があること、大規模な検疫が必要となることなどを挙げている。なお、グアムではこれまで新型コロナウイルスの感染事例は確認されていない。


情報発表元:Guam Homeland Security Office of Civil Defense - Administration Denies Entry of Potentially-Infected Vessel
 
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 船舶 : ウエステルダム
 海運事業者 : ホーランド・アメリカライン