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海上保安庁は2019年9月24日(火)、北海道猿払村沖合のオホーツク海に位置する「エサンベ鼻北小島」に関する調査結果を公表した。

エサンベ鼻北小島は、かつて猿払村の沖合500メートルの位置に存在が認められた小島で、1987年時点の測量では海面から1.4メートルの高さがあった。2018年に島が見えなくなってるとの情報が海上保安庁に寄せられ、5月20日(月)から5月24日(金)までの日程で測量が実施されていた。

今回の公表によると、同島の位置付近では島は存在せず、一方非常に水深の浅い浅瀬が存在することが判明した。海上保安庁は、エサンベ鼻北小島が領海の外縁を根拠付ける国境離島であることの重要性を踏まえ、今回の調査結果を直ちに海図に反映するのではなく、追加的に潮位の精密な調査を行い、その結果を踏まえ、最終的な判断を行うとしている。


情報発表元:海上保安庁 - エサンベ鼻北小島の調査結果等について
 
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