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海上技術安全研究所は2018年8月29日(水)、7月13日(金)に開催された「海事3学会合同表彰式」において、日本航海学会から航海功績賞を受賞したと公表した。
航海功績賞は、「伊豆大島西岸沖のAIS仮想航路標識による推薦航路の指定」に対し贈られたもので、受賞者は海上技術安全研究所、海上保安庁、日本海難防止協会の3機関となった。
海上技術安全研究所は、同研究所が開発した海上交通流シミュレーションシステムなどの技術とAIS航跡データを使用し、東西交通が集中し数多くの衝突事故が発生している伊豆大島西岸沖の海域をモデル海域とした官学民による安全対策推進に参画、推薦航路の基線案を設計・選定していた。この推薦航路は、AIS仮想航路標識を利用した形式として国内で初めて国際的に承認され、2018年1月から運用が開始されている。
情報発表元:海上技術安全研究所 - 海上技術安全研究所が日本航海学会から航海功績賞を受賞【関連ジャンル】 海運事業者 : 海上保安庁