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佐渡汽船は2020年2月6日(木)、新潟/両津航路に就航しているカーフェリー「おけさ丸」のサイドスラスター1台に不具合があり、使用していないことを明らかにした。通常の運航や操船には支障がないものの、気象・海象等によっては就欠航に影響が出ると説明している。
不具合が見つかったのは、船尾に2台あるサイドスラスターのうち1台で、2020年1月のドックにおいて、駆動軸に亀裂が発見された。「おけさ丸」は、部品等の手配に時間を要することなどから、当初の予定通りにドックを終了し就航している。
佐渡汽船によると、「おけさ丸」はサイドスラスターを1台使用しないことにより、強風等の状況下で横移動能力が低下しており、2月5日(水)から2月6日(木)にかけての両津港内の強風により、同船の就欠航に影響が生じている。今後も、条件によっては着岸、離岸に支障を来たす場合があるとしている。
なお、亀裂箇所の修繕は、10日前後のドックでの作業が必要になり、修繕作業は4月の交換部品の納入後に行われる予定。
情報発表元:佐渡汽船 - 新潟~両津航路 カーフェリー「おけさ丸」の不具合について【関連ジャンル】 船舶 : おけさ丸(3代) 海運事業者 : 佐渡汽船