©Funeco News

福岡市港湾空港局は2019年6月27日(木)、福岡市東区の博多港 アイランドシティコンテナターミナルにおいて、特定外来生物であるアカカミアリが確認されたと公表した。

当該アリは、ベトナム・ホーチミンのサイゴン港から出港した貨物船に搭載され、アイランドシティコンテナターミナルで陸揚げされたコンテナ内で発見された。当該コンテナは、搬送先で荷下ろしされた後にコンテナターミナルに戻った空の状態だった。

コンテナターミナルの運営者である博多港ふ頭は、サイゴン港で同じ貨物船に積載された別のコンテナをを隔離し,忌避剤の散布とベイト剤の設置を行った。また,アイランドシティコンテナターミナル内の緊急調査を実施したものの、アカカミアリ等は確認されなかった。

福岡市では、アカカミアリはヒアリに比べ毒性は低いとされているものの、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があり、生きた個体を素手で触らないように注意してほしいと呼びかけている。


情報発表元:福岡市港湾空港局 - 博多港におけるアカカミアリの確認について
 
【関連ジャンル】
 港湾 : 博多港