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三菱重工業は2019年9月24日(火)、同社グループの三菱造船が、新日本海フェリーから大型高速フェリー2隻を受注したと公表した。新造船は長崎造船所の本工場(立神)で建造される計画で、完成・引渡しは2021年の予定。

新造船は、長さ約222.5m、幅25m、総トン数約1万5,400トンの大きさで、旅客定員268人となる。12mトラック約154台、乗用車約30台の積載能力があり、客室区画には、3層吹き抜けのエントランスが設けられる予定。また、シースルーエレベーターや、露天風呂・展望浴場の設置も計画されている。

環境面への配慮では、新型最適船型の採用などにより在来船と比べ約6%の省エネルギーを実現、2020年から全海域が対象となるSOx排出規制への対応策として主機関4台、発電機関3台にスクラバーが搭載される。


情報発表元:三菱重工業 - 新日本海フェリー向け大型フェリー受注、長崎本工場(立神)で建造
 
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 海運事業者 : 新日本海フェリー
 造船メーカー : 三菱重工業 長崎造船所