日本郵船の大型原油タンカー「高松丸」は2019年6月3日(月)、海上気象の観測通報に協力して気象業務の発展に寄与した功績が認められ、気象庁から表彰を受けた。
「高松丸」は2012年に竣工し、年間約200万トンの原油を主に中東から日本へ輸送している船舶。同船では、航行中に気象観測データの収集を行い、これまで観測通報に協力してきた。6月3日(月)は、気象庁講堂で開催された気象記念日式典において日本郵船の岡崎一正経営委員が出席し、気象庁長官から感謝状を受け取った。
なお、国土交通大臣、気象庁長官は、海上気象または海洋観測・通報を励行している船舶に対して毎年表彰を行っており、日本郵船は2005年に運航船3隻が国土交通省大臣表彰と気象庁長官表彰を受賞し、2018年も運航船1隻が気象庁長官表彰を受賞している。
情報発表元:日本郵船 - 大型原油タンカーが気象庁長官から表彰【関連ジャンル】 船舶 : 高松丸 海運事業者 : 日本郵船