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日本郵船は2019年9月5日(木)、自動車運搬船の衝突事故を想定した「重大事故対応訓練」を実施した。

訓練は、伊豆下田沖を航行中の同社自動車運搬船が電源喪失後に高速旅客船と衝突し、損傷個所から貨物艙内に浸水が発生、旅客船では衝突により落水者が発生した想定で進行された。訓練には、国土交通省海事局、第三管区海上保安本部、東京海上日動火災保険、UK P&Iクラブ日本支社など、社外関係者も協力している。

自動車運搬船の船舶管理会社から事故の連絡を受け、直ちに事故対策本部を設置、当該事故に関する情報を海事局、三管に連絡し、自動車船の電源復旧、旅客船からの落水者の救助対応について連携を図る流れが確認された。また、事態の進展に合わせて順次プレスリリースを配信し、記者会見を実施する行程も訓練に組み込まれた。


情報発表元:日本郵船 - 重大事故対応訓練を実施
 
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