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日本郵船は2019年6月10日(月)、同日発表された日経コンピュータ主催の「IT Japan Award 2019」において、同社の航行中のトラブルを未然に防ぐ船舶IoTの活用事例が評価され、グランプリを受賞したと公表した。

「IT Japan Award」は、優れたIT活用事例を毎年表彰するもので、2019年で13回目の実施となる。2019年度は「日経コンピュータ」2018年5月10日号から2019年4月18日号までと、「日経xTECH」に掲載された事例の中から計5社が選出され、同社は最優秀賞であるグランプリに選ばれた。

日本郵船の取り組みが掲載されたのは、2018年6月21日号の「日経コンピュータ」と「日経xTECH」で、約200隻の船舶のエンジンなどの状態を把握するIoT機器を設置し、船舶ごとに異なっていたデータ名称や単位を統一して収集することにより、陸上で監視できる仕組みを構築したこと、実際にエンジン故障を事前に察知して対処するなど成果を上げたことなどが、実用化したIoTの先進事例として紹介された。

今回の受賞にあたり、日経BPが2019年7月10日(水)に東京都で開催するIT経営フォーラム「IT Japan 2019」において、日本郵船専務経営委員の丸山英聡氏が特別講演を行う予定。


情報発表元:日本郵船 - 日経コンピュータ主催「IT Japan Award 2019」グランプリ受賞
 
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