日本郵船のグループ企業であるNYKバルク・プロジェクトは、2019年8月26日(月)、中国の造船企業である南京金陵船廠と次世代省エネ型の重量物運搬船2隻の建造契約を締結したと公表した。
同船は、400トンクレーン2基を備え、最大800トンの重量貨物を吊り上げることが可能。船首にブリッジを配置することで前方の視界を損なうことなく背高・長尺・大型の重量貨物を倉内、ハッチカバー上に積載することができる。
オンデッキ長さは約110メートル、インホールド長さは最大約95メートルで、ハッチカバーを開けたまま航行することができる。風力発電用ブレード等の長尺貨物をオンデッキ、インホールド共に積載可能となっている。また、日本の舶用機器メーカー各社の協力も得て、同型既存船と比較し大幅な燃費低減を達成するとしている。
第1船目は2021年8月に竣工、第2船目2022年1月に竣工する予定。
情報発表元：日本郵船 - 次世代省エネ型の重量物船を建造【関連ジャンル】 海運事業者 : 日本郵船
