画像提供:ジャパン マリンユナイテッド

ジャパン マリンユナイテッドは2026年4月3日(金)、三重県津市の津事業所で、NIRIIS MARINE HOLDINGS S.A.向けに建造していたスエズマックスタンカー「NISSOS DELOS」を竣工、発注者へ引き渡した。

同事業所は、スエズマックスタンカーのトレードで世界の主要港湾の入港条件と市場の最新ニーズを踏まえた最適船型を多数建造してきた。今回の「NISSOS DELOS」は、そうした実績を基に、従来建造船から燃費性能をさらに向上させた次世代スエズマックスタンカーに位置付けられている。

「NISSOS DELOS」は、NOx Tier IIIに対応した主機関、0.1w%まで脱硫可能なSOxスクラバー、バラスト水処理装置を備えるなど、各種環境規制に対応した。有害物質一覧表も保持し、省エネルギー化と環境負荷低減を図った。

船体面では、最新の解析技術を用いて推進効率を追求した船型が開発された。あわせて、JMU独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」、「SURF-BULB」、「ALV-Fin」、T-Rupasと高効率プロペラの採用により、従来船に比べて推進性能の向上と燃費削減を実現、平水中性能に加え、波浪中の船首抵抗低減を目的とする「Ax-Bow」と呼ばれる船首形状、新騒音規則に配慮した低風圧居住区の採用によって、実海域性能も高めた。

また、外板には低摩擦塗料を適用し、貨物油タンクとバラストタンクの塗装はIMOのPSPC規則に基づいて防食性能が高められている。

主要寸法は全長274.30メートル、幅48.00メートル、深さ23.15メートル。総トン数は8万3500トン、載貨重量は15万8958トン、航海速力は14.5ノット。主機関はMitsui MAN-B&W 7S60ME-C10.6-EGRBP、定員は28人。船級はLRS、船籍はマーシャル。


情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - スエズマックスタンカー "NISSOS DELOS" 引渡
 
関連情報