画像提供:今治造船

今治造船グループのあいえす造船は、2026年3月30日(月)、40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「EVAGELIA」を竣工、発注者へ引き渡した。

同船は、トップサイドタンクを装備したセミボックス形状のホールド構造を持つばら積み貨物船で、5ホールド、5ハッチの貨物倉を備える。高比重貨物3.0t/m3の隔倉積みに対応し、石炭や鉱石などのばら積み貨物に加え、長尺物やコイルなど多様な貨物の搭載が可能な設計とした。トップサイドタンクを活用した穀物輸送にも適している。

荷役装置としては、各クロスデッキ上に合計4基のデッキクレーンを配置し、各貨物倉には省力化と省スペースに配慮したフォールディングタイプのハッチカバーを装備した。

環境対応では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止に関する各種規則を満足する機器を搭載した。二酸化炭素の放出抑制指標では、要求されるフェーズ2要件に加え、フェーズ3要件にも先取りして対応、あわせて、環境保全対策としてバラスト水処理装置と、シップリサイクル条約に基づくインベントリリストも搭載した。

推進性能の面では、プロペラ近傍に設けた省エネ付加物、高効率プロペラ、海水との摩擦抵抗を低減する船体外板塗料を採用し、推進性能の向上が図られている。

「EVAGELIA」の主要寸法は全長182.93m、幅31.00m、深さ15.00m。載貨重量は40,601トン、総トン数は24,992トン。主機関は6G45ME-C9.7、航海速力は約14.00ノット。船級はNK、船籍はリベリア。


情報発表元:今治造船 - 40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「EVAGELIA」竣工
 
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