
横浜市は2026年3月27日(金)、海上巡回で使用している港務艇「パトロール艇01号」をトヨタ自動車製のバイオ燃料対応型ディーゼルエンジンに改良し、国内で初めてバイオ燃料対応型の港務艇として運用を始めた。
運用開始に合わせて同日、従来の軽油に代わる「カーボンクレジット付バイオ燃料」の給油を三和エナジーが実施し、船のお披露目も行われた。今回使用された燃料は、バイオ燃料を5%混合した軽油「B5軽油」に、出光興産が提供する「出光カーボンオフセット fuel(ICOF)」を組み合わせたもの。排出されるCO2を実質100%オフセットでき、横浜市が進めるカーボンニュートラルポートの実現に貢献するとしている。
パトロール艇01号への導入では、エンジンの燃料ホースと燃料フィルタのゴム部品の材質を変更、バイオ燃料に対応させた。搭載したディーゼルエンジンの型式は「M1GD-VL」。シリンダー配列・数は直列4気筒、内径×行程は92×103.6ミリ、排気量は2755cc、連続定格出力は114kW(155PS)となる。
艇の諸元は、船名がパトロール艇01号、総トン数が3.30トン、全長が7.01メートル。年間の燃料使用量は軽油換算で約5,600リットルとしている。バイオ燃料対応型ディーゼルエンジンへの改良はトヨタ自動車マリン事業部が受託した。カーボンクレジット付バイオ燃料の供給には、出光興産と三和エナジーが参加した。
横浜市は今回の導入効果を検証しながら、他艇への展開を検討する方針。
情報発表元:横浜市 - 国内初!バイオ燃料対応型エンジン搭載の港務艇が始動






