
今治造船は2026年3月24日(火)、同社今治工場で建造した40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「KITA」を竣工、発注者へ引き渡した。
「KITA」は、トップサイドタンクを備えたセミボックス形状のホールド構造を採用するばら積み貨物船で、貨物倉は5ホールド、5ハッチで構成される。高比重貨物(3.0t/m3 )の隔倉積みに対応し、石炭や鉱石などのばら積み貨物に加え、長尺物やコイルなど多種多様な貨物の搭載が可能な設計とされた。
荷役装置として、各クロスデッキ上に合計4基のデッキクレーンを備え、各貨物倉には、省力化と省スペースに対応したフォールディングタイプのハッチカバーが装備されている。
環境対応では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止に関する各種規則を満足する機器が搭載された。二酸化炭素の放出抑制指標では、要求されるフェーズ2要件に加え、フェーズ3要件にも対応、あわせて、環境保全対策としてバラスト水処理装置と、シップリサイクル条約に基づくインベントリリストも搭載された。
推進性能の面では、プロペラ近傍に省エネ付加物を設け、高効率プロペラと海水との摩擦抵抗を低減する船体外板塗料が採用されている。
「KITA」の主要寸法は全長182.93メートル、幅31.00メートル、深さ15.00メートル。載貨重量は40,076トン、総トン数は25,238。主機関は6G45ME-C9.7、航海速力は約13.75ノット。船級はNK、船籍はパナマ。
情報発表元:今治造船 - 40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「KITA」竣工







