画像提供:今治造船

今治造船グループの多度津造船は2026年3月6日(金)、同造船所で建造していた商船三井向け7,000台積みのLNG燃料自動車運搬専用船「LAZULITE ACE(ラズライト・エース)」を竣工、発注者へ引き渡した。

「LAZULITE ACE」は、LNGを燃料に使用する自動車運搬専用船。従来の重油燃料船と比べ、温室効果ガスであるCO2排出量を25~30%、大気汚染の原因となるSOx排出量をほぼ100%削減し、NOx排出量はEGR(排ガス再循環システム)の併用により80~90%削減した。

LNG燃料タンクからは常時BOG(Boil Off Gas)が発生するが、「LAZULITE ACE」は発生したBOGを発電機とボイラーで使用できる仕様とされた。

艙内ランプ配置では、バルクヘッドレス構造を採用した。従来より幅広のスロープを直線的に配置することで、車両の走行経路をシンプルで分かりやすいものとし、安全性と荷役効率の向上を図った。また、デッキ高さを上下に調整できるリフタブルデッキを採用したことで、乗用車に加え、トラックやトレーラーなど背の高い貨物車の積載にも対応する。

「LAZULITE ACE」の主要寸法は、全長199.93メートル、幅38.0メートル、深さ38.76メートル。載貨重量は18,435トン、総トン数は77,695。主機関は6S60ME-C10.5-GI、航海速力は約18.0ノット。船級はNK、船籍はリベリア。


情報発表元:今治造船 - LNG燃料自動車運搬専用船「LAZULITE ACE」竣工
 
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