
今治造船グループのあいえす造船は、2026年3月4日(水)、同社で建造した40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「SIETE GLORIAS(シエテ・グロリアス)」を竣工、発注者へ引き渡した。
同船は、トップサイドタンクを備えたセミボックス形状のホールド構造を採用するばら積み貨物船。5ホールド、5ハッチの貨物倉は、高比重貨物3.0トン毎立方メートルの隔倉積みに対応し、石炭、鉱石などのばら積み貨物に加え、長尺物やコイルなど多様な貨物の搭載が可能な設計とされた。トップサイドタンクを生かした穀物輸送にも適した設計となっている。
荷役装置として、各クロスデッキ上に合計4基のデッキクレーンを配置し、各貨物倉には省力化、省スペースに対応したフォールディングタイプのハッチカバーが装備された。環境対応では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止に関する各種規則を満足する機器を搭載、二酸化炭素の放出抑制指標では、要求されるフェーズ2要件に加え、フェーズ3要件にも先取りして対応されている。環境保全対策として、バラスト水処理装置とシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも備えた。
推進性能の面では、プロペラ近傍に設けた省エネ付加物、高効率プロペラ、海水との摩擦抵抗を低減する船体外板塗料が採用されている。
「SIETE GLORIAS」の主要寸法は全長182.93m、幅31.00m、深さ15.00m。載貨重量は40,067トン、総トン数は25,282。主機関は6UEC42LSH-Eco-D3、航海速力は約14.00ノット。船級はNK、船籍はパナマ。
情報発表元:今治造船 - 40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「SIETE GLORIAS」竣工








