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日本郵船は2026年2月6日(金)、奈良教育大学と、ウスバキトンボの長距離移動ルートと移動時期に関する共同研究契約を締結し、共同研究を開始したことを公表した。世界各地を航行する同社運航船を活用し、航海中に発見されたウスバキトンボを中心とした昆虫の写真や位置情報などを収集、これまで未知とされてきたウスバキトンボの海上移動の実態解明を目的とする。

日本郵船によると、企業と学術機関が連携し、世界各地を航行する多数の船舶から、海上を移動するウスバキトンボの生態調査を実施する取り組みは世界で初めての試みだという。研究は、日本国内でウスバキトンボの移動を調査している「ウスバキトンボ全国マーキング調査」とも連携し、移動の実態に迫るとしている。

ウスバキトンボは世界中に分布し、海を越えて移動するトンボの一種。個体数が非常に多く長距離移動する習性を持つことから、各地の生態系に大きな影響を与える可能性が指摘されてきた一方、生態には未解明な部分が多い。今回の海上調査は、移動時期とルート、地球規模での生態系のつながりの解明に役立つことが期待されるとしている。

調査はすでに一部の船舶で開始されており、日本郵船は観測データの提供を行っている。


情報発表元:日本郵船 - 奈良教育大学とウスバキトンボの共同研究を開始
 
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