フランス国立海洋博物館は、2026年5月13日(水)から8月2日(日)までの期間、企画展「La Marine et les peintres. Quatre siècles d’art et de pouvoir(海軍と画家たち -芸術と権力の四世紀)」をパレ・ド・シャイヨーのパリ館で開催する。

同展は、2026年に迎えるフランス海軍創設400周年を記念して実施されるもので、17世紀から20世紀にかけて海軍の歴史的表象を形成してきた画家たちに焦点をが当てられる。約150点の作品を通じて、美術と権力、海洋世界の関係をたどる。

17世紀以降、主権の表象は芸術を通じても示され、海洋画は風景画の一分野として発展しながら、海と海軍を描く役割を担ってきた。展示では、クロード・ロラン、ヴェルネ、テオドール・ギュダン、モレル=ファティオ、エドゥアール・マネ、フェリックス・ジエム、ポール・シニャック、アルベール・マルケ、マチュラン・メウ、マラン=マリーらの作品が紹介される。

主な出品作には、ジャン=バティスト・ド・ラ・ローズ「1664年のラ・シオタ港」、テオドール・ギュダン「シェルブールからブレストへ向かうフランス艦隊」(1858年)、レオン・クチュリエ「海上の艦隊」(1910年頃)、フェリックス・ジエム「トゥーロン、エミール・ルーベ大統領の仏伊艦隊訪問」(1901年4月10日)、フランソワ・バリー「マクシムス号の進水」(1869年)、エティエンヌ・ベルヌ=ベルクール「巡洋艦デゼー艦上の水兵たち」(1884年)などが含まれる。

また、王の海の画家、王立海軍付画家、1830年に創設された海軍公式画家団(Peintres officiels de la Marine=POM)といった制度を取り上げ、海軍と芸術家の関係や制度的枠組みについても詳細される。

なお、同展は第46回サロン・ド・ラ・マリーヌと同時開催される。会期中は講演、円卓討論、映画上映なども実施されるほか、フランス海軍、ソルボンヌ大学、国防歴史局、海軍兵学校などと連携した企画も予定されている。

会場はパリ16区トロカデロ広場17番地のパレ・ド・シャイヨー。開館時間は11時から19時で火曜休館。木曜は22時まで開館する。最終入館は閉館の1時間前まで。


情報発表元:Musée national de la Marine - La Marine et les peintres. Quatre siècles d'art et de pouvoir
 
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