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東京汽船は2026年2月10日(火)、連結子会社である東京湾フェリーの久里浜〜金谷航路において、水素燃料併用型の新造カーフェリーを投入することを発表した。常石造船で新造、ジャパンハイドロが所有し、同社から裸用船する形で2027年11月に就航する予定。現在運航中の「かなや丸」を代替する計画となっている。

新造船は、水素専焼発電機関とA重油専焼発電機関を併せ持つ電気推進カーフェリーで、水素専焼発電機関を用いた世界初の船舶向け電気推進システムが採用されれる計画。発電機関は水素専焼機関3基(製造:Anglo Belgian Corporation / BeHydro)と、A重油専焼のディーゼル機関3基(製造:ダイハツインフィニアース)で構成される。建造は常石造船が行い、設計には東京湾フェリーの仕様も考慮される。

船体の寸法は全長約84.1メートル、幅約18.5メートル、深さ約5.8メートルで、計画喫水は約3.4メートル。総トン数は約3,580トンで、航海速力は12ノット。旅客定員は約680名、積載台数はトラック約16台、乗用車約46台で、乗用車のみ積載の場合は約100台を搭載可能。

同船は両頭型を採用し、前後いずれにも航行が可能な構造のため、入出港時に方向転換を行う必要がなく、フォイトシュナイダープロペラの装備により操船性も高められる。また、バリアフリー対応として船内にはエレベーターを設置するほか、上部車両甲板の高さ確保や船内ランプの装備により、背の高いミニバンの搭載も可能としている。


情報発表元:東京汽船 - 連結子会社・東京湾フェリー株式会社での水素燃料併用型新造カーフェリーの投入
 
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