海技教育機構 海技大学校は2026年3月3日(火)から4日(水)にかけて、兵庫県芦屋市の同校にて「高電圧配電盤講習」を開講する。講習では、高電圧配電盤シミュレータと高電圧配電盤用インターロックシミュレータを使用し、実機に即した実技中心の内容を実施する。

この講習は、2010年に改正されたSTCW条約において、機関士に求められる能力要件として「高電圧装置(交流または直流1,000V以上)」の取り扱いが新たに追加されたことを受けて企画されたもの。高電圧配電盤には感電防止のため複数の安全装置が備えられており、正しい手順を理解せずに作業を行うことは重大事故につながる可能性がある。

講習では、高電圧システムを構成する主要機器の概要や危険性、高電圧配電盤の区画構造について、実際の船舶に搭載される高電圧配電盤と同等の構成を有するシミュレータを用いて確認する。さらに、発電機の同期投入操作や保護装置の動作確認、高電圧配電盤の保守整備におけるインターロック操作や真空遮断機の取り扱い手順などを実習形式で学ぶ内容となっている。

受講対象は機関士で、定員は6名。次年度以降の開催予定については、決定次第ホームページで公表される。


情報発表元:海技教育機構 - 海技大学校にて高電圧配電盤シミュレータを用いた「高電圧配電盤講習」を開講します
 
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