今治造船は2026年1月27日(火)、本社・今治工場において64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「AGATTI ISLAND(アガッティ・アイランド)」を竣工させ、発注者へ引渡した。
同船は、共通構造規則(CSR BC&OT)に適合するハンディマックスサイズのばら積貨物船で、各貨物艙にはトップサイドタンクとホッパータンクを備える構造を採用している。前後方向に開閉するフォールディングタイプのハッチカバーにより貨物艙口を広く確保し、荷役性を高めている。甲板上にはクレーン4基を装備しており、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能となっている。
積載可能な貨物は、穀物や石炭のほか、鉄鉱石やセメントといった高比重貨物、スチールコイルや長尺鋼材などの製品貨物にも対応している。また、国際海上固体ばら積貨物コード(IMSBC Code)と国際海上危険物コード(IMDG Code)にも適用している。
環境面では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止規則を満たす各種機器を装備し、二酸化炭素の放出抑制指標については現行のフェーズ2要件のみならず、2025年以降の建造船に適用されるフェーズ3要件にも対応している。このほか、バラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも搭載し、環境保全対策が講じられている。
推進性能については、プロペラ近傍に省エネ付加物を設置し、高効率プロペラと海水との摩擦抵抗を低減する船体外板塗料を採用することで、推進効率の高効率化が図られている。
「AGATTI ISLAND」の主要寸法は全長199.98m、幅32.24m、深さ19.30mで、載貨重量は63,646トン、総トン数は36,257トン。主機関には6S50ME-C9.7を搭載し、航海速力は約14.0ノットとなっている。船級は日本海事協会(NK)、船籍はパナマ。
情報発表元:今治造船 - 64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「AGATTI ISLAND」竣工








