今治造船グループのあいえす造船は、2026年1月16日(金)、同社で建造していた40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「SANNOMINE」を竣工、発注者へ引き渡した。

「SANNOMINE」は、トップサイドタンクを装備したセミボックス形状のホールド構造を持つばら積み貨物船で、5ホールド/5ハッチの貨物倉が高比重貨物である3.0 t/m³の隔倉積みに対応している。石炭や鉱石などのばら積み貨物に加え、長尺物やコイルといった多様な貨物の搭載が可能となっており、トップサイドタンクの活用により穀物輸送にも適した設計となっている。

荷役装置としては、各クロスデッキ上に4基のデッキクレーンを備え、各貨物倉には省力化と省スペース性に優れたフォールディングタイプのハッチカバーを装備している。

環境対応面では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止規則に適合した機器を搭載しており、二酸化炭素排出抑制に関するフェーズ2要件に加え、フェーズ3要件にも先行して対応している。また、バラスト水処理装置や、シップリサイクル条約に基づくインベントリリストも備えている。

推進性能においては、プロペラ近傍に設けた省エネ付加物や高効率プロペラ、海水との摩擦抵抗を抑える船体外板塗料を採用している。

「SANNOMINE」の主な仕様は、全長182.93m、幅31.00m、深さ15.00mで、載貨重量は40,093トン、総トン数は25,240トン。主機関は6G45ME-C9.7を搭載し、航海速力は約13.75ノット。船級はNK、船籍はパナマ。


情報発表元:今治造船 - 40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「SANNOMINE」竣工
 
関連情報