画像提供:今治造船

今治造船は2026年1月14日(水)、丸亀事業本部において川崎汽船向けに建造したLNG燃料自動車運搬専用船「UNDINE HIGHWAY(ウンディーネ・ハイウェイ)」を竣工させ、発注者へ引き渡した。

「UNDINE HIGHWAY」は7,000台積載型のLNG燃料自動車運搬船で、環境性能の向上が図られている。重油燃料船と比較してCO2の排出を25〜30%削減しているほか、SOxの排出はほぼ100%削減、NOxについても排ガス再循環システム(EGR)を併用することで80〜90%の削減を実現している。

同船ではLNG燃料タンクから常時発生するBOG(Boil Off Gas)を発電機とボイラーで利用可能な設計となっており、環境負荷のさらなる低減に対応している。

艙内にはバルクヘッドレス構造を採用し、従来より幅広のスロープを直線的に配置することで車両の走行経路を単純化、荷役の安全性と効率の向上を図っている。また、デッキ高さを調整可能なリフタブルデッキを備え、乗用車に加えてトラックやトレーラーなど背の高い貨物車両の積載にも対応している。

「UNDINE HIGHWAY」の主な仕様は、全長199.93m、幅38.0m、深さ38.76mで、載貨重量は18,652トン、総トン数は77,650トン。主機関には6S60ME-C10.5-GI型を搭載し、航海速力は約18.25ノット。船級はNKで、船籍はパナマとなっている。


情報発表元:今治造船 - LNG燃料自動車運搬専用船「UNDINE HIGHWAY」竣工
 
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