
ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は2026年1月9日(金)、熊本県長洲町の有明事業所において、ADVANTAGE SERENITY SHIPPING LLC向けに建造していたスエズマックスタンカー「ADVANTAGE SERENITY(アドバンテージ・セレニティ)」を竣工、発注者へ引渡した。
「ADVANTAGE SERENITY」は、同社が長年蓄積してきたタンカー開発の知見と最新技術を基に、省エネ性能と環境負荷低減を追求した新開発のスエズマックスタンカーで、従来船に比べて燃費をさらに向上させた設計となっている。船型は最新の解析技術により推進効率を最大化する形状を採用しており、省エネ装置「Super Stream Duct」、「SURF-BULB」、「ALV-Fin」の最適配置、高効率プロペラの採用により推進性能の向上と燃費削減を実現している。
また、波浪中の船首抵抗を低減する「Ax-Bow」の適用や、低風圧の居住区設計により、実海域における性能向上が図られている。さらに、電子制御エンジン、バラスト水処理装置、有害物質一覧表の保持、NOx TierIII排出規制への適合など、各種環境規制への対応も行われている。外板には低摩擦塗料を適用し、貨物油タンクとバラストタンクについてはIMO PSPC規則に基づいた防食性能向上が図られている。
「ADVANTAGE SERENITY」の主要目は、全長274.30メートル、幅48.00メートル、深さ23.15メートル、総トン数約83,010トン、載貨重量159,133トン、航海速力14.5ノット、主機関はMitsui MAN B&W 7S60ME-C10.6-EGRBP型1基、定員28名で、船級はABS、船籍はマーシャル諸島となる。
情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - スエズマックスタンカー "ADVANTAGE SERENITY" 引渡











