今治造船グループのしまなみ造船は、2026年1月7日(水)、建造を進めていた40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「NORSE KAMIJIMA」を竣工させ、発注者へ引き渡した。
「NORSE KAMIJIMA」は、セミボックス形状のホールド構造を採用し、トップサイドタンクを装備することで、石炭や鉱石といったばら積み貨物に加え、長尺物やコイル類、さらに穀物など多様な貨物の輸送に対応可能な設計となっている。貨物倉は5ホールド・5ハッチ構成で、高比重貨物(3.0 t/m³)の隔倉積みにも適応している。
荷役装置として、クロスデッキ上に4基のデッキクレーンを搭載、各貨物倉にはフォールディングタイプのハッチカバーを装備し、省力化と省スペース性を両立した。
環境対応面では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止規則を満たす機器を搭載しているほか、二酸化炭素の放出抑制に関しては、フェーズ2要件のみならずフェーズ3要件にも先行対応している。加えて、バラスト水処理装置や、シップリサイクル条約に基づくインベントリリストも備えている。
推進性能の面では、省エネ付加物の装備、高効率プロペラの採用、さらに海水との摩擦抵抗を低減する船体外板塗料を使用することで、推進性能の向上を図っている。
「NORSE KAMIJIMA」の主要寸法は全長182.93メートル、幅31.00メートル、深さ15.00メートルで、載貨重量は40,240トン、総トン数は25,240、主機関には6G45ME-C9.7を搭載し、航海速力は約13.75ノット。船籍はシンガポールとなっている。
情報発表元:今治造船 - 40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船「NORSE KAMIJIMA」竣工








