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防衛省は2025年12月26日(金)、川崎重工業に対し、潜水艦用発電機(ディーゼルエンジン)に関する検査不正を理由として、同日から2026年3月11日(水)までの2.5か月間、指名停止措置を講じたことを明らかにした。
川崎重工業は2025年8月、防衛省向けに納入していた潜水艦用ディーゼルエンジンの検査において不正の疑いがある旨を報告した。これを受け、防衛省が実施した調査の結果、長期間にわたる検査不正が判明した。調査では、ディーゼルエンジン単体において、多くの製品が仕様書で要求された燃料消費率を満たしていなかったことが確認された。なお、防衛省は、これらの不正が潜水艦の安全性や性能には影響を与えないとしている。
防衛省は、契約の相手方としての適格性に欠けると判断し、今回の指名停止措置に至ったと説明している。
情報発表元:防衛省 - 川崎重工業株式会社に対する指名停止措置について【関連ジャンル】












