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日本郵船は2025年12月19日(木)、日本郵船歴史博物館と日本郵船氷川丸が、日本の博物館および博物館船として初めてICMM(International Congress of Maritime Museums)に加盟したことを公表した。加盟は7月に実施されていた。

ICMMは1972年に設立された世界最大の海事博物館ネットワークで、現在は135の海事博物館を含む計241の会員が加盟し、海事文化の保存や国際的な知識共有・交流を推進する組織。日本郵船歴史博物館と氷川丸の加盟により、日本の海事文化を世界と結ぶ新たな連携の枠組みが形成された形となる。

2025年9月には、ICMMと香港海事博物館が共催した「The 2025 Forum for Asia-Pacific Maritime Culture」が香港で開催され、日本郵船からは日本郵船歴史博物館・氷川丸の佐野大典グループ長と歴史博物館の森団平チーム長が参加。ICMM会長を務めるChesapeake Bay Maritime Museum館長のKristen Greenaway氏をはじめとする主要メンバーと交流し、ネットワークの構築を進めた。

今後はICMMの国際的なネットワークを活用し、日本郵船歴史博物館のリニューアルオープンに向けた展示内容の検討に反映させるとともに、氷川丸のサービス品質のさらなる向上を図り、海と海運の魅力を国内外に発信する方針。


情報発表元:日本郵船 - 日本郵船歴史博物館と日本郵船氷川丸が日本の博物館・博物館船として初めてICMMへ加入
 
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