富士急グループの箱根遊船は、2025年12月20日(土)、神奈川県の芦ノ湖において、新たな観光船「箱根遊船 大茶会(だいちゃかい)」の運航を開始する。同船は、1986年就航の既存船「十国丸」を大幅改装し、新コンセプトのもと再活用するもの。
「箱根遊船 大茶会」は、「お茶を巡る湖上の旅」をコンセプトに、日本文化と茶の伝統を五感で体験できることを目指して企画された観光船で、芦ノ湖の美しい景観とともに「お茶」の魅力を味わうことができる内容となっている。
船内は、黄金に煌めく茶室をイメージした畳席「茶室 金風庵」、提灯をモチーフにした幻想的な照明ゾーン、茶畑を連想させる開放的な屋外ベンチ「茶畑だんだん」、丸窓から芦ノ湖を望む「茶室 緑風庵」など、多様な趣向の空間が展開される。
1階の「茶店」では、抹茶ドリンクやスイーツが多数取り揃えられており、「大茶会ボトル 緑茶」、「大茶会プリンアイス」、「野点ようかん」、「だんご抹茶ラテ」「抹茶体験セット」など、湖上の茶旅を彩るメニューが用意される。
デザインは、JR西日本グループの高速船「SEA SPICA」や特急列車「WEST EXPRESS 銀河」などを手掛けてきた川西康之氏が担当し、富士急グループの「箱根遊船 SORAKAZE」、「初島リゾートライン 金波銀波」に続くプロジェクトとして展開される。
運航開始当日の12月20日(土)には、元箱根港で9時10分から和太鼓の演奏によるオープニングセレモニーを実施され、9時25分に同港を出航予定の臨時便で初運航される。
当日は、船内3階の「茶BAR(茶場)」にて、神奈川県足柄上郡開成町の高品質茶「快晴茶」が10時15分、11時35分、12時55分、15時5分の各時刻に振る舞われる予定。
情報発表元:富士急行 - 箱根・芦ノ湖の新観光船「箱根遊船 大茶会(だいちゃかい)」12月20日(土)運行開始【関連ジャンル】












