画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は、南西諸島沖に12月5日(金)以降展開している中国人民解放軍 海軍のクズネツォフ級空母「遼寧(16)」について、12月7日(日)時点のその後の動向を公表した。

確認されているのは空母「遼寧」のほか、レンハイ級(055型)ミサイル駆逐艦「南昌(101)」、ルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦「西寧(117)」、同じくルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「開封(124)」の4隻。これまでに、東シナ海の沖縄県の久場島の北約420kmの海域から宮古海峡を通航して太平洋に進出しているところが確認されていたが、その後新たに、沖縄本島と南大東島との間の海域を北東進し、喜界島の東約190kmの海域を東進していることろが12月7日(日)に確認されている。

また、12月6日(土)に、空母「遼寧」の艦載戦闘機、艦載ヘリによる発着艦が約50回、12月7日(日)に、艦載戦闘機等による発着艦が約50回確認されts。海上自衛隊は護衛艦「てるづき(DD-116)」により警戒監視・情報収集を実施したほか、艦載戦闘機の発着艦に対し、航空自衛隊hs戦闘機を緊急発進させる等の対応を行っている。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : DD-116 てるづき
 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍